Product Department

動画配信システムを支える仕事

プロフェッショナルの力を結集して課題を解決

プロダクト部は、Huluの技術管理を一手に担っており、プログラマー、
配信・インフラエンジニア、プロジェクトマネージャーなど
様々なバックグラウンドや経験・経歴・スキルを持ったエンジニアが在籍し、
役割によって6つのチームで構成されています。

Project Management teamプロジェクトマネジメントチーム

Huluにおける開発プロジェクトのマネジメント/リード及び運用管理を担っています。対象となるプロダクトは、お客さまにご利用いただいているHuluサービス・アプリケーションだけでなく、社員がサービスを運用するために必要な配信管理システム、入稿/QCシステム、CMS等、非常に多岐に渡ります。
開発を進める上で、日頃お客さまからいただくさまざまなご意見や、社内各部門から上がってくる追加機能要望や改善要望を精査し、ビジネスとユーザビリティとシステム整合性・保守性のバランスがとれるよう調整を行っています。それらを少しでも早く多くのお客様に届けられるよう、社内外多数のステークホルダーのハブとなり、各チーム協力してプロジェクトを推進しています。

Quality Assurance teamQAチーム

開発されたアプリケーションに不具合がないかをチェックするだけでなく、仕様通りに実装されているか、新機能の実装によって既存機能に影響を及ぼしていないかなどの検証を行います。また、テスターから上がってきたバグの対応に優先順位を付けることで、検証結果をどのように開発側にフィードバックすれば、より効率的にシステム開発に反映されるのかなどを日々検討しています。
そのため、QAチームはシステムの設計段階からシステム開発に関わるディスカッションに参加し、どういった目的や経緯から新たな機能が開発・実装されたのか、その意図を把握し、検証することで効率的にUATをこなして、予定通りにリリースが成立するようにしています。

Data Integration teamデータインテグレーションチーム

Huluのサービスで得られている各種データを分析する基盤を支える役目を担っています。
サービスで用いているデータベースや視聴に関するデータを収集しデータ基盤に取り込むETL 処理から、アナリストがデータを分析しやすい環境の整備、定常的に使用されるレポートの自動生成などを担当します。
また、機械学習を用いたシステム開発といったこともおこなっています。

Front-end teamフロントエンドチーム

Huluのクライアントアプリケーション全般を担当するチームです。
社内メンバーやグループ会社の開発チームと連携し、iOS や Android 用のモバイルアプリケーションから AndroidTV 、AppleTV 、 各種 TV デバイス用のアプリケーションや Sony PlayStation 、 Nintendo Switch などのゲームデバイスなど多種多様なデバイス向けのアプリケーション開発・保守を行なっています。

Infra/SRE teamInfra/SREチーム

Huluサービスで利用される様々なインフラストラクチャを一手に引き受けます。
対応する領域はパブリッククラウドやCI/CD の構築だけでなく、動画配信ならではのトラフィックに対しての DevOps の実践、セキュリティの強化など幅広いものとなっています。
全社横断的な特性を持つチームとして、最適なテクノロジーで信頼性の高いサービスを維持できるよう、日々新たな体験をお客様にご提供できるよう、多様なスキルを持つメンバーが一丸となって改善に邁進しています。

Video Engineering teamビデオエンジニアリングチーム

ライブ・VOD に関わるシステムの開発ディレクションを担っております。
視聴者に最高の視聴品質でコンテンツを体験いただくためにエンコードやCDN 等のチューニングによる改善を行ったり、サービスを拡充する新機能の開発やライブ配信システムの設計・運用・保守を行っております。

自発的に課題を見つけて提案する
人間力が発揮できる職場

Huluでは2014年から独自のコンテンツ配信システムの開発を進め、2017年5月にローンチしました。ただ、当初のシステムはお客さまの視聴体験に影響するようなトラブルが発生することもあったため、1つ1つ課題を解決し、安定したサービスの提供に努めてきました。並行して新機能の開発なども進め、システムの拡張性や汎用性、開発スピードなどを改善するには、既存システムを根本的なレベルから改修する必要があると判断し、2019年度に大規模なシステム更新を行いました。
このシステム更新によって、低ビットレートでも高画質の映像が提供できるようになり、全体のトラフィック量を最大50%抑制することに成功しました。その際、例えばエンコードエンジンなども単に既存製品へリプレースするだけでなく、製品選定から行い、海外メーカーやグループ会社のエンジニアと協力しチューニングに時間をかけ、細かいトライアンドエラーを繰り返し、適切な設定を見つけ出すなど、こうしたチャレンジもプロダクト部から経営側に対して積極的に提案し、より良いサービスの実現を目指しています。
また、世界各国で開催されているエンジニア向けのイベントに参加することができ、積極的に最新サービスのキャッチアップや技術・知識を習得することができます。
自発的に課題を見つけ、その解決に向けて自らがリーダーシップを取る、そんな人間力を持っている人材が活躍できるフィールドがHuluのプロダクト部には整っています。