Product Department

動画配信システムを支える仕事

プロフェッショナルの力を結集して課題を解決

プロダクト部は、Huluの技術管理を一手に担っており、プログラマー、
配信・インフラエンジニア、プロジェクトマネージャーなど
様々なバックグラウンドや経験・経歴・スキルを持ったエンジニアが在籍し、
役割によって5つのチームで構成されています。

Product teamプロダクトチーム

日頃お客さまからいただくさまざまなご意見や、社内の各部門から上がってくる追加機能要望や改善要望などのリクエストなどを整理し、開発ロードマップ立案と、各チームと協働して生産性を意識した開発プランニングを行います。
個別に上がってくる要望は、全体的に見ると他の機能に影響が出てしまうことがあったり、今ある他の機能が提供できなくなったりすることもあり、そうしたことを避けるために、ビジネスとユーザビリティとシステム整合性・保守性のバランスがとれるよう調整を行っています。

System Integration teamシステムインテグレーションチーム

システムインテグレーションチームは、Huluサービスを運用する社員が利用する配信管理システム、入稿/QCシステム、CMS等の管理を担当します。
そのため、担当するシステムのユーザーは、作品のクオリティチェックや配信の設定を行う社員です。
日々システムを利用する社員のユーザー体験を設計しシステムの仕様を決めること、強いエンジニアチームを作って育てることを主な役割とし、システム開発の進捗管理、エンジニアのモチベーションマネジメント、クリエイティブな発想を生む文化醸成を行います。

Development teamディベロップメントチーム

ディベロップメントチームでは、Huluのサービスで得られている各種データを分析する基盤の開発、運用をはじめ、サービスを支えるインフラの構築運用、ユーザー向けや社内向けの各種アプリケーションの開発などを担っています。
データ基盤では、各種データを収集し社内のメンバーが分析しやすい環境を提供しており、インフラの構築運用では、グループ会社が担っている別のインフラチームと協力し安定したサービス提供を行っております。
アプリケーション開発では、グループ会社と協力しクライアントアプリケーションの開発や、社内の運用改善のためのツール開発といった、内と外両方に対し価値を提供するのが役目になっています。
また、新機能のR&Dや技術観点のKPIから改善案を提案し試聴体験の向上を担うのがチームの役割です。

Quality Assurance teamQAチーム

QAチームは、開発されたアプリケーションに不具合がないかをチェックするだけでなく、仕様通りに実装されているか、新機能の実装によって既存機能に影響を及ぼしていないかなどの検証を行います。また、テスターから上がってきたバグの対応に優先順位を付けることで、検証結果をどのように開発側にフィードバックすれば、より効率的にシステム開発に反映されるのかなどを日々検討しています。
そのため、QAチームはシステムの設計段階からシステム開発に関わるディスカッションに参加し、どういった目的や経緯から新たな機能が開発・実装されたのか、その意図を把握し、検証することで効率的にUATをこなして、予定通りにリリースが成立するようにしています。

Video Engineering teamビデオエンジニアリングチーム

ビデオエンジニアリングチームは、ライブの運用およびライブ・VODに関わるシステムの開発ディレクションを担っております。
Huluにはコンサートや舞台、スポーツ等のイベントライブのほか常時配信しているニュースやエンタメ等のチャンネルがあり、これらを配信するために他部署のメンバーをはじめ、業務委託会社、回線事業者、ベンダー等様々なパートナーと協力しながら、システムの設計、運用、保守を行っております。

自発的に課題を見つけて提案する
人間力が発揮できる職場

Huluでは2014年から独自のコンテンツ配信システムの開発を進め、2017年5月にローンチしました。ただ、当初のシステムはお客さまの視聴体験に影響するようなトラブルが発生することもあったため、1つ1つ課題を解決し、安定したサービスの提供に努めてきました。並行して新機能の開発なども進め、システムの拡張性や汎用性、開発スピードなどを改善するには、既存システムを根本的なレベルから改修する必要があると判断し、2019年度に大規模なシステム更新を行いました。
このシステム更新によって、低ビットレートでも高画質の映像が提供できるようになり、全体のトラフィック量を最大50%抑制することに成功しました。その際、例えばエンコードエンジンなども単に既存製品へリプレースするだけでなく、製品選定から行い、海外メーカーやグループ会社のエンジニアと協力しチューニングに時間をかけ、細かいトライアンドエラーを繰り返し、適切な設定を見つけ出すなど、こうしたチャレンジもプロダクト部から経営側に対して積極的に提案し、より良いサービスの実現を目指しています。
また、世界各国で開催されているエンジニア向けのイベントに参加することができ、積極的に最新サービスのキャッチアップや技術・知識を習得することができます。
自発的に課題を見つけ、その解決に向けて自らがリーダーシップを取る、そんな人間力を持っている人材が活躍できるフィールドがHuluのプロダクト部には整っています。